家族の問題は価値観の押し付けで解決しない

旦那の収集癖が気に入らない。
奥さんの買い物好きでモノが増える。
親が些細なモノでも捨てられない。

家族のなかでも、片付けの悩みは絶えません。

もしかしたら皆さんの中にもお悩みの方がいらっしゃるかもしれませんね。

家族といえども、暮らし方やモノに対する価値観は違います。

特に世代が違うと、ライフスタイルも違いますよね。

モノを大切にすることが良しとされた時代があれば、
出来るだけモノを持たない暮らしが良しとされる時代もあります。

頭ではわかっていても、家族だからこそついつい自分基準で考えてしまい、知らず知らずのうちに押し付けてしまうことがありますよね。

実は、片付けのプロであっても、自宅(もしくは実家)の片付けを別のひとに依頼しているケースは多いのです。



【テレビで炎上した家族の片付け】

少し古いニュースですが、昨年の夏、あるテレビ番組の企画が話題となりネットで炎上しました。

捨てられないモノを今日で捨てましょう!
という企画です。

内容は、旦那さんの「ガンプラ」のコレクションを捨てさせて部屋を片付けるというもの。

ガンプラとは、ガンダムのプラモデルのことです。


経緯はこちらのページに詳しく書かれています↓↓↓



結局、ご家族と番組スタッフに説得され、旦那さんは渋々コレクションを手放します。

そして、お決まりのビフォーアフターの映像が流れます。

「こんなに片付きました!めでたしめでたし!」


しかし、放送後
「いくらなんでもやり過ぎ!」
「旦那さんがかわいそう!」
「ガンプラをゴミ扱いするな!」
と批判が相次ぎました。


でもこれ、残念ながらよくある話ではないでしょうか。



相手が大切にしたいものをゴミ扱いする。
自分がモノを捨てられないことを家族に非難される。


とても悲しい話ですが、珍しいことではありません。


繰り返しになりますが、家族といえども価値観は人によって様々です。


無理に性格や行動を返させるよりも、まずはお互いに理解しようと歩み寄ることが大切です。


特に、お互いの考え方の違いや、行動のくせを知ることが役立ちます。


相手のことが理解できれば、自分と考え方ややり方が違うからといってイライラすることはなくなります。



お客様から時より、「カウンセリング後に相手を思いやる気持ちを持てた」というお声もいただきます。


夫の収集癖を理解してあげる。
両親の片付けを急かさないであげる。
片付けが苦手な妻に無理にモノを捨てさせない。


価値観を押し付けるだけでは、悲しませたり、喧嘩になるだけですものね。


家族やパートナーと片付けでお悩みの方は、ぜひ一度立ち止まって相手を理解し、尊重することから始めてみてください。





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大阪在住のライフオーガナイザー 「より良い暮らしへのとびらを開けるような存在になりたい」との想いから、Roomkeyを発足。 片付かない部屋から受けるストレスにお悩みの方を対象に、住環境ストレスをゼロにし自己肯定感を高める片付けサービスを提供。 認知・行動のクセの活かした、楽に維持できる暮らしの仕組み作りをいたします。

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