暮らしのなかで「自分を変えたいなぁ」と思うことはありませんか?
片付けない部屋、時間に追われる日々、つい怠けてしまう自分・・・
そんなことを考えているとき、自分のダメなところばかりに注目してしまいますよね。
片付けのことであれば、
「モノを捨てなれないからいけないんだ」
「すぐに散らかってしまう」
「苦手だ、下手だ」
などなど。
これらは片付けが苦手な方が持ちやすい思い込みです。
しかし、自分の弱点の克服ばかりを考えていると、自分自身をすり減らしてしまいます。
たとえ無理して成果が出たしても、維持するのは困難だと思います。
僕は特に「性格」に由来するお困りごとについては、
「無理に変えなくてもいいですよ」
と伝えています。
【性格は変えなくていい。代わりに仕組みを変えましょう。】
ライフオーガナイズでは暮らしの悩みの種(問題点や原因)よりも、むしろ自分に合う暮らしのイメージ(丁度いい・心地いいという感じもの)を重視して考えます。
少し極端な言い方をすると、理想の暮らしのイメージに近づければそれでOK。
必ずしも弱点を克服することは考えません。
理想と現実のGAPを埋めるには、性格を変える努力よりも、仕組みを変える方が簡単で有効な場合が多いです。
僕自身はわりとまじめな性格で「完璧主義」な傾向があります。
仕事をするうえでも、完璧な仕上がりを目指すあまり体力的に無理をしすぎるなど、たくさんの失敗をしてきました。
「あんまり無理するなよ」と、多くの人に言われてきましたが、なかなか手を抜くことができません。
今思えば「自信のなさ」の裏返しだったのだと思います。
「無理しないようにしよう」と、性格を変える努力をしたこともありますが、なかなかうまくはいきませんでした。
(全然具体的な解決策じゃないですね。笑)
そこで、思い切ってこんな風に暮らしの仕組みを変えることにしました。
「毎日1時間。週に1日。しっかり休息をとれる時間・日を必ずとること。難しければ月内でなんとか調整する」
自分の中で休むことを「義務」にしたんです。
義務というと重く感じるひともいるかもしれませんが、僕はまじめで完璧主義な性格なので、ルールとして決めてしまえばしっかり守ることできます。
おかげさまで今ではどんなに忙しくても、しっかりと休息の時間を確保できています。笑
片付けでも同様に考えることができます。
モノを捨てるのが苦手な方には、
・「不要なものを選ぶ」ではなく「より大切なものを選ぶ」と考えてみる
・迷うものは判断を保留し「保管場所」(普段は使わない場所)に移動させる
など、違ったアプローチで向き合うことをおすすめしています。
無理して捨てなくとも、
「大切なものとそうでないものを分けることはできる」
という仕組みができると、自然にモノが減っていくことが多いです。
自分の性格を変えるのではなく、むしろ今の自分を活かせる仕組みを作ることで問題解決を目指す方が、取り組みやすいし維持しやすい。
皆さんも、もし暮らしの悩みで「自分の性格がネックになっている」と思い込んでいることがあれば、少し視点を変えて仕組みを変えてみてはいかがでしょうか。
楽に解決する方法が見つかるかもしれませんよ!
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