今回オススメする本のテーマは、心理学に基づいた行動習慣の変え方についてです。
「色々な用事をついついあと回しにしてしまう」
「後回しにした書類や服などが山積みで自己嫌悪に陥る」
そんな、なまけ心や先送り癖を直したいという方、多いのではないでしょうか?
実は、すぐやる人とやれない人で考え方が「逆」だと言われています。
では、具体的に一体何が違うのか。
今回はこの問題を解決してくれる本のご紹介です。
【「すぐやる人」と「やれない人」の習慣】
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 (アスカビジネス)
タイトル通り、心理学の見地から、すぐやる人とやれない人の習慣と対比しながら解説されています。
環境面からのアプローチや、思考パターン、行動選択の傾向など、具体的な傾向と対策が豊富に紹介されています。
いくつか例を挙げると、
・すぐやる人は頭の中を空っぽにし、やれない人は頭の中で処理しようとする。
・すぐやる人は考えるために行動し、やれない人は行動するために考える。
・すぐやる人は期限を自分で決め、やれない人は期限を守ろうとする。
※目次から引用
精神論ではないのがいいですね。笑
個人的にはワーキングメモリの節約、つまり心配事減らして脳の容量を節約し、効率を上げるという内容が特に興味深かったです。
本著は食事や睡眠のとり方など、生活習慣の側面も大いに含みますが、片付けは特に、家事の中でも先送りされがちな部類のものではないでしょうか?
実は僕も先送り癖が昔からあり、苦労してきた人間です。
「すぐに行動に移せない」という状況は、メンタルにも悪影響を及ぼします。
「学習性無力感」という、失敗を繰り返す事で、自分はどうせ上手くやれないという考え方に陥ってしまうことなどがその例です。
筆者の方も、同じような経験を通して、意志だけに頼らない行動習慣の改善に取り組まれています。
僕の場合は「片付けを通した生活習慣と思考パターンの改善」を通して、かなり改善されています。
具体的にいうと、重要なタスクや仕事などを後回しにすることがなくなり、時間という資源を自分やりたい事に充てられるようになりました。
趣味仲間と会う時間や、読書時間の確保とかですね。
この本に出会ったのは今の仕事を始めたあとですが、本当に取り入れやすいシンプルな行動項目がたくさん紹介されてますので、お客さまへの提案内容を考える際にも役立っています。
先送り癖が改善されていくと、セルフコントロールが強化されていきます。
つまり、自分で自分をコントロールできている感覚が強まり、自己肯定感も高まるという仕組みです。
すごく読みやすい構成になっているので、興味のある方は是非読んでみてくださいね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カウンセリングサービスでは、あなたに合った「片付け方」を見つけます。
片付けのプロであるライフオーガナイザーの手法を通して、皆さんの暮らしの価値観、現状の課題、利き脳(認知と行動のくせ)を明らかにします。
新たな自己発見により、暮らしをより良くするための具体的な方法を見つけて見ませんか?
詳しくはこちら↓↓↓
0コメント