量を減らして、価値を高める

「捨てないと片付かない。だけど捨てられない」


衣替えのために服の整理をしながら、こう悩んでいた頃を思い出しました。



モノをたくさん持っていることや持ち物を大切にすることが悪いこととは思えず、

「捨てるのがいい」

という価値観に反発していた頃。

※断捨離がブームになり始めた頃のことです



仕事を抱えすぎたり、プライベートでも予定を詰めすぎたり。


忙しく頑張っているはずなのに、なかなか成果が出ないどころか、失敗や落ち込むことが増えていく気がしていました。



「どれもこれも大切。意味のないことはない」
「もっともっと努力しないといけない」
「より多くをする必要がある」

そんな風に思い込んでいました。



しかし一方で、全てを大事になんてできない、そんな余裕も時間もないということにうすうす気づいていました。


今思えば「自分はこれを大切にする」と決めることを避けていたのかなと思います。




【選ぶと決めることで、思考はシンプルになっていく】
トレードオフの原理というのをご存知でしょうか?


トレードオフの原理とは、“何かを選ぶことは、何かを捨てること”という原理です。

引用:グレッグ・マキューン(2016),かんき出版,エッシェンシャル思考



人はどれを持つか、今何をするか、選ばなければなりません。


限られたスペース・時間の中で、全てを同時に持ち、達成することはできません。


何かを選ぶことで何かを失う。


この原理は、選択を避けた場合にも当てはまります。


自分で決めることができなければ、時間や資源を他の人や大切でないことの為に奪われてしまうんです。


予定を埋めすぎたり、必要以上に服を持っていた当時の僕は、まさにこの状態でした。



何を選び取るかを決めるということは、価値観を明確にし洗練していく作業です。


不要なものが取り除かれると、本来大切なものが暮らしの中に占める割合が増えてきますが、これを怠るとモノの扱いに悩む時間やスペースがどんどん減っていきます。


捨てない(何が大切か決めない)ことで、気付かないうちに失っていたものがあるんですよね。



「より少なく、しかしより良く」


僕はこの考え方を大切にしています。


本来自分が望んでいる姿に近づける気がするので。








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大阪在住のライフオーガナイザー 「より良い暮らしへのとびらを開けるような存在になりたい」との想いから、Roomkeyを発足。 片付かない部屋から受けるストレスにお悩みの方を対象に、住環境ストレスをゼロにし自己肯定感を高める片付けサービスを提供。 認知・行動のクセの活かした、楽に維持できる暮らしの仕組み作りをいたします。

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